<これは快挙>中卒の暴走族総長が徳島県石井町長に当選した!


柴川淳一[郷土史家]

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2015年4月26日、小林智仁氏が、徳島県石井町長に当選した。

彼は徳島県の郡部の中流家庭に生まれ、不自由のない環境に育ったが、幼少期に見た暴走族に憧れ、中学時代に暴走族総長となる。中卒のち、ガテン系作業員として働き、好きな女性と所帯を持ち、子宝にも恵まれる。

ところが、ある日、現場の昼休み、ふと、目に留まった通信教育のチラシを見て宅建士資格試験を思い立つ。がむしゃらな受験勉強で合格する。受験勉強期間はわずか三か月間であった。翌年、五か月の受験勉強期間で行政書士試験に合格する。

筆者が彼の事を知ったのは彼が2010年10月18日に出版した「こんな俺でも宅建・行政書士試験に一発合格できた!〜中卒・元暴走族の資格合格勉強術」(洋泉社)と言う本によってである。世間から誤解され苦しみつつ戦い生き抜いた男の記録である。

その彼が徳島県石井町長に当選した。

彼は著書の中でもいかにして地方政治に挑戦したかについて記述している。彼の真面目な人柄とひたむきな正義感に感銘を受けた。どうか今後は町政にその真面目さと正義感をぶつけて欲しい。

 

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柴川淳一

柴川淳一。郷土史家。1954年香川県生まれ。明治大学卒業後、地方銀行に37年間奉職。