<トランプ大統領が困惑>昭恵夫人は英語がまったく話せない?

政治経済

高橋秀樹[放送作家/日本放送作家協会・常務理事]
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トランプ米大統領が7月19日の米紙ニューヨーク・タイムズとのインタビューで、安倍晋三首相夫人の昭恵氏が英語を話せず、「ハローも言えない」と語ったことが話題になっている。朝日新聞によればことの顛末はこうだ。

「トランプ氏はインタビューで、今月上旬にドイツで行われた主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の夕食会で、ロシアのプーチン大統領と極秘に会談したことを問われた際、『私は安倍首相の夫人の隣に座った。素晴らしい女性だが、英語を話さない』と発言。
『まったくか?』と問われると『ハローも言えない』と述べ、会話がないままの2時間近い夕食会は『つらい』と語った。
トランプ氏はこの後に席を立ち、プーチン氏の隣に座って会談。ホワイトハウスは会談自体を公表しておらず、メディアから批判された。トランプ氏の発言は、昭恵氏が話せないからプーチン氏の隣に移ったとも取れる」

これに対する米英メディアン反応が面白い。
ニューヨーク・ポスト紙は「大統領が間違った主張」との見出しで、昭恵氏が英語の原稿を読み上げる動画を電子版に載せ、「流暢に英語を話している」と指摘。英紙ガーディアンのコラムニスト、ジェシカ・バレンティ氏はツイッターで「トランプ氏との会話を避けるため、2時間近く英語を話せないふりをしたのではないか」と述べている。
【参考】<批判は思想の違い?>安倍昭恵夫人のズレた感性と軽率さhttps://mediagong.jp/?p=22280
昭恵夫人が英語を話せないことを利用して、トランプ大統領が嘘を言ったと攻撃している。知性のある米英の記者たちは、よほど、知性なき者の代表にも見えるトランプ大統領が嫌いなのだろう。
ところで、昭恵夫人は英語を話せるのだろうか。スピーチは原稿丸覚えで乗り切れるから当てにならない。つまり、わからない。
ただし、筆者が英語が話せると判断するレベルは、誰かと、何気ない会話をしているときに、あらかじめ用意したものではなく、会話に即応したジョークが言えることだ。発音とかそう言うものはどうでもいいだろう。
 
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