<おっさん向けソフト「ファミコンリミックス1+2」(WiiU)>昭和の名作ゲームをてんこもりでパッケージ!


八坂亮[ゲームクリエイター]

 

ファミコンが発売してから昨年で30年が経ちました。アラサーですね。子供時代に熱心にファミコンを遊んでいた方々は、いまや30歳~40歳代。最近では、そんな「おっさん」達を狙ったゲームも増えてきています。今回はそんな おっさん世代をド直球に狙った『ファミコンリミックス1+2』をご紹介。

■おっさんの夢の思い出の詰まった1本

『ファミコンリミックス1+2』はWiiU向けのゲームソフト。内容は「ドンキーコング」「マリオブラザーズ」「ゼルダの伝説」といった名作ファミコンソフトたちの名場面や難所を切り取って遊べるというもの。また、複数のタイトルの特徴を“リミックス”したオリジナルのゲームも存在します。

「カービィのステージをマリオで遊んでみたい」等、少年時代に一度は思い描いていた無茶苦茶な妄想が公式に実現されており、おっさん世代の夢がつまったようなゲームと言えます。

■「難しい」が「懐かしい」

昔のゲームがそのまんま入っているので、もちろん難しさも当時のまま。大人になったから楽勝!なんて事はなく、当時難しかった場面は今も難しいです。でも、この「難しい」が懐かしくもあり、そして何だか嬉しくもあります。

遊んでいると「ああ、あの時こうやってクリアしたよな」とか、「ここのクリア方法、○○に教えてもらったよな」なんて思い出がフラッシュバックする事もちらほら。いくつになっても苦戦した個所を突破した時の過程や達成感は忘れない物なのだと気づかされます。

■昔友達と遊んだゲームを、自分の子供と一緒に!

「1回ミスしたら交代」なんてルールで友達とゲームを遊んだ事はないでしょうか?『ファミコンリミックス』では、そんな昔ながらの遊び方にもバッチリ対応。ここは是非、昔の友達を家に集めて一緒に遊ぼう!…と言いたいところですが、大人になった今、友達を家に呼んで同じように遊ぶのはなかなか難しいですよね。

そんなときは自分の子供と遊んでみてはいかがでしょうか?昔遊んだゲームを子供と一緒に遊び、自分の思い出を伝えていく。これもまた、おっさん世代にしかできない遊び方だと思います。

一人のゲームファンからすれば、こうやって数十年前のゲームが再び遊ばれるのは嬉しい限り。昔の思い出が、新しい思い出を生み出すきっかけになっているのだとすればとても素敵な事だと思います。

 

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八坂亮

八坂亮(やさか・りょう) ゲームクリエイター 1986年、大分県生まれ。大手ゲームメイカーにて、家庭用のゲームソフト開発を行う傍ら、『らくがきラボ』名義でスマホ向けゲームも開発にも従事。一人でも多く人に「ゲームが楽しい」と感じてもらえるよう日々精力的に活動中。