<ガチャ詐欺?>ガンホーとグリーの駄菓子屋インチキ商法


保科省吾[コラムニスト]

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日本経済新聞が2017年7月19日、「消費者庁、ガンホーとグリーに措置命令 景品表示法違反で」と見出しを取って次のようなニュースを報じている。

「消費者庁は19日、人気オンラインゲーム『パズル&ドラゴンズ』(パズドラ)内のキャラクター購入などを巡り景品表示法違反(優良誤認など)に当たる表示があったとして、ゲーム大手のガンホー・オンライン・エンターテイメントに再発防止などの措置命令を出した。また、グリーに対しても携帯電話向けゲームの懸賞企画で同法違反(有利誤認)があったとして措置命令を出した。」

「同庁によると、ガンホーは2016年11月~今年2月、インターネット配信の番組でパズドラに登場するキャラクター13体の内容を告知。『ガチャ』と呼ばれる有料の電子くじで入手した13体は全て「究極進化」する特別なキャラクターだと発表したが、実際は2体に限定していた。」

「グリーは16年12月~今年1月、携帯電話向けゲームの利用者を対象にした懸賞企画としてウェブサイトで18種の賞品を紹介したが、実際に提供した景品類は記載された当選本数より少なかった。ガンホーは『チェック体制を見直し、細心の注意を払って運営する』、グリーは『発防止に取り組む』とコメントした」

昭和40年代のことだ。筆者の祖母は駄菓子屋をやっていて、時々店番をしたことがる。店には問屋から商品が届く。その中に当たり付き甘納豆というのが合った。

【参考】<メールの送り先は社長宛?>クレームを受け付けてくれないAmazonの謎http://mediagong.jp/?p=21703

B4版の2倍ほどのサイズの段ボールの台紙に小分けにした甘納豆が、ホチキス留めで30個程度ぶら下がっている。甘納豆の袋は3センチ×5センチくらいで1袋5円だった。これには1等から5等の当たりがあって、1等の甘納豆を引けば200円程度のプラモデルがもらえるのだ。

問屋からこの商品が届いたとき、僕は台紙のダンボー津の裏を見て驚いた。そこには1等から5等までの当たりくじが入った甘納豆の小袋が表面とはは別に裏側に貼り付いているのである。先に当たりが出てしまっては甘納豆が売れなくなるので、店主の裁量でこれを用いると言うことだ。

僕は、店の孫の権利を利用して、その裏側の甘納豆を全部食べて、ハズレくじばかりの甘納豆ボードを店に出した。くじは当然当たらないからあとで賞品は貰おうという魂胆である。

子どもの悪巧みは直ぐに祖母にバレて、ふだんは温厚なばあちゃんが烈火のごとく怒った。「ばあちゃんはこの辺の子どもに信用されてんだよ」

子どもを相手にしているガンホーやグリーがやったのは、筆者の悪巧みと同じこととなのである。両社に心して欲しいのは、子どもが大きくなって大人になるという現実だ。

 

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メディアゴン 編集部

メディアゴン編集部(めでぃあごんへんしゅうぶ)2014年5月末日、東京生まれ。メディア批評・メディア評論に特化したメディア専門家によるメディアニュースサイト。キー局プロデューサー、ディレクター、イベントプロデューサー、放送作家、大学教授、評論家、ゲーム作家、弁護士・・・などなど、メディアの第一線で活躍する人材が活動中。