初回からネットざわめくドラマ「コード・ブルー」3rdシーズン

テレビ

根橋真那[ライター]
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「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」(フジテレビ)の第1回が7月17日に放送された。
「コード・ブルー」は2008年にシーズン1がフジテレビの木曜劇場としてスタート。その2年後の2010年にシーズン2が月9ドラマとして放送され、今回がその続きとなるシーズン3、人気ドラマの最新作だ。
シリーズ前作から約8年、ついに「3rdシーズン」として帰ってきた。脚本がシーズン1、シーズン2までを担当した林宏司から、今回のシーズン3では安達奈緒子に交代。このことから、コード・ブルーの世界観が壊れてしまうのではないかとの不安も一部にはあった。
しかし、シーズン3の第1回放送を見て、その不安は一掃したといえよう。ジャニーズ・山下智久の変わらぬカッコよさ。また、昨年の大ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)に出演した新垣結衣も、本作でみせるガラッと雰囲気を変えたクールな演技には、女性が見ていてドキっとさせられる。
今シーズンから新キャストとして迎えられた注目の若手俳優・成田凌をはじめ、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、新木優子、馬場ふみか、この4人の役どころやドラマの中でどのように成長していくのかも見どころとして期待したい。
【参考】<若いブサイクがいない?>イケメンばかりでは日本のドラマはダメになるhttps://mediagong.jp/?p=23089
7月17日に放送された初回第一話。8年ぶりということもあり医師として成長した藍沢耕作(山下智久)、白石恵(新垣結衣)、緋山美帆子(戸田恵梨香)、藤川一男(浅利陽介)、冴島はるか(比嘉愛未)の5人の姿にも、放送中からネットは大きくざわついた。
Twitterのトレンドワードでは「コード・ブルー」「ガッキー」「白石先生」「やまぴー」「HANABI」「ドクターヘリ」などとコードブルーの関連ワードが次々とトップに上がるほどの人気であった。
最近のテレビドラマの人気の指標の一つは、SNSでの話題と反響の大きさだ。視聴率以上に人気を反映させる指標になっているだけに、本作は初回から大きな反響を生んだことがわかる。
また初回のラストで、藍沢と白石がエレベーターの中で2人きりで会話をするシーンでは、藍沢が白石に向けて意味深な発言をしたところで第一話は終了をした。その発言から、今後のふたりの恋の行方も今後気になるところだ。
ネットでは放送中から大きな反響を生んでいたシーズン3の第1話。これまでの平均視聴率は、シーズン1が15.9%、シーズン2が16.6%と高視聴率を重ねてきた。今回のシーズン3の視聴率にも注目したい。
 
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