4月17日に、精神科医の香山リカさんとの共著『ドクター小鷹、どうして南相馬に行ったんですか？』（七ツ森書館）が発刊された。帯には、「福島第一原発…

原発被災地となった南相馬市における誇りのひとつは、『相馬野馬追』である。この土地で一千有余年続いている（とされる）国の重要無形民俗文化財であり、…

被災地には、「厳しい状況だけれども、とにかく機会を与えられたのだから行動しよう」という人、「なぜ、被災者である自分が、条件の整わないなかで無理を…

原発を再稼働させるとか、させないとかという議論に対して、福島県民のひとりである筆者は、非常に冷めた目で見ている。まずもって言えることは、「原発推…

筆者は19年間勤め上げた大学病院を、東日本大震災を契機に辞した。次の勤務先として、福島県南相馬市の総合病院を選んだ。つまり、ここは原発からもっと…