<FX・仮想通貨・金・不動産>会社員こそ副収入としてやるべき投資を徹底解説

デジタル・IT

ノバック友里恵(本誌ライター)

***

今年に入り日本経済は「円安」と「物価高騰」のダブルパンチで、非常に厳しい状況が続いている。そしてまさかのタイミングで日本政府は増税を検討しているが、給料が上がる気配は一向にない。上がったとしても、生活費の高騰の速度には到底及ばないのが実態だ。そういった状況から、年々自分が生きる資産は自分で形成をするべき、という風潮ができつつあり、副収入への関心が増しているように感じる。

パーソルイノベーション社が2024年6月に実施した調査によれば、「直近半年間に副業を行ったか?」という質問に対して、「実施した」という回答が2022年5月34.1%、2023年5月35.6%、2024年5月38.3%と年々増加しており、本業とは別に副収入を得る必要性を感じている人が増加している実態が見て取れる。

そして、現在、副収入として注目を集めているのは何といっても投資といえるだろう。
24年から大ブームを巻き起こしている新NISAがその筆頭ではあるが、一言で投資といってもかなり選択肢が増えている状況といえる。その代表格をいくつか挙げてみると、一時下火になったもののここ数年再注目を集める「仮想通貨」、社会情勢が不安定な時に価値が高まる事から根強い人気の「金投資」、首都圏を中心に圧倒的な値上がりを続ける「不動産投資」、24時間眠らない市場で自動売買もできる「FX投資」などが頭に思い浮かぶ人も多いのではないだろうか。

実際、合同会社WOZが2024年12月に実施した調査によれば、2025年に投資を増やしたいものは何か?という質問に対し、上位の「株式投資、投資信託」に続く投資先として、これらの投資が興味を引いていることが分かる。

株式投資…65.7%
投資信託…51.5%
仮想通貨…9.7%
金・銀・プラチナ投資…9.6%
FX…8.3%
不動産投資…7.7%

そこで本稿では、「NISA以外」に人気の投資を比較検証していきたい。

<新NISA以外の副収入投資にはどんな手段があるのか>

ここでは、先程紹介した「仮想通貨」「金投資」「不動産投資」「FX投資」 について、それぞれのメリットやデメリットについて詳しく解説したい。

「仮想通貨」

仮想通貨は、ビットコインやイーサリアムなどのデジタル資産を売買して利益を得る投資方法のこと。近年の急激な値上がりで話題になり、若年層にも人気の高い投資手段の一つ。

*メリット*
・数百円から購入可能なため、資金が少なくても少額から始められる。
・24時間365日取引ができるため、取引時間の制限がなく、仕事の合間や夜間でも売買可能。
・値動きが大きいため、短期間で利益を狙える可能性がある。

*デメリット*
・価格変動が激しいため、急落による損失リスクが大きい。
・値動きに政治的な要因などが深く関わるので、上昇局面でも利益確保が困難。
・詐欺やハッキングなども頻発しており、取引所の安全性などの見極めが必要。
・仮想通貨は総合課税のため、利益(所得)額に応じて最大55%の税率となる。
(ちなみにFXの税率は申告分離課税で一律約20%)

「金投資」
金投資とは、希少性の高い貴金属「金」を売買することで利益を狙う投資方法のこと。現物の金地金や金貨の売買だけでなく、金価格に連動する投資信託やETFなども含まれる。

*メリット*
・世界中で価値が認められており、インフレ時に価値が上昇しやすい。
・金価格は株式や債券と異なる値動きをするため、リスク分散に役立つ。
・長期にわたって価値を維持しているため、資産保全に適している

*デメリット*
・金は利息や配当を生み出さないため、収益機会は価格変動のみ
・社会情勢によって常に価格が変動し、株式とも異なる値動きをするため、売買のタイミングが難しい
・現物を購入して保有するため、盗難や紛失リスクがある

「不動産投資」

不動産投資は、マンションやアパートを購入し、それを貸し出して家賃収入を得る方法。長期的に安定した副収入を得る手段として根強い人気。

*メリット*
・毎月家賃収入が得られるため、長期的に安定した副収入が期待できる。
・不動産価値が上昇することで、資産価値も増える可能性があるため、インフレに強い
・ローンを利用することで、手元資金が少なくても大きな資産運用が可能。

*デメリット*
・そもそも不動産の購入単価が高い。
・借り手が見つからないと収入が途絶えてしまう「空室リスク」がある。
・ローン返済以外にも修繕や賃貸管理などの「維持管理コスト」がかかる。

「FX(外国為替証拠金取引)」

FX(外国為替証拠金取引)とは、日本円を米ドルに交換するときに発生する差額や、2国間の金利差によって利益をねらう取引のことである。

*メリット*
・レバレッジを利用することで、少ない資金で大きな取引が可能。
・為替市場は24時間動いているため、仕事の後や空き時間でも取引ができる。
・上昇局面・下落局面の両方で利益が狙える
・自動売買を利用できる会社もあり、”ほったらかし運用”も可能

*デメリット*
・高いレバレッジをかけると、損失が拡大するリスクがある。
・国際経済やテクニカル分析など、相場を読むスキルが求められる。

むろん、上記以外にも「投資」に関する副収入の手段はあるが、より専門性が高かったり、特殊な環境が必要だったりと、敷居が低いとは言い難い。

<投資先選びのポイントと基準>

次に、投資先を選ぶ際に留意すべきポイントについて考えてみたい。

(1)サービスの提供元は信頼できるか
投資先の中には、怪しい投資話や詐欺まがいなものも少なくない。そのため、金融庁に登録されている企業や、実績のあるサービスを選ぶことが重要だ。特にFXや暗号資産取引では、信頼できる取引所や証券会社を利用することでリスクを抑えることができる。

(2)初心者でも継続して取り組めるか
利益率や話題性ばかりに気を取られ、いざ始めてみるとレベルや内容が自分に合っていないといったケースは多い。そのため、初心者層は知識がなくてもできて、手間もかからないという点を、副業選択の条件の一つにすべきだろう。

(3)始めるまでのハードルが高すぎないか
副収入を得るための、元手となる資金は、100円から数千万単位まで幅は広く、資金の大きさが始めるときのハードルとなる。また、開始するための手続きや手間も手段によって異なり、場合によっては手続きがあまりにも煩雑で途中で辞めてしまうケースも多い。その意味では、初心者は、スタートのハードルをできるだけ下げられる方法を選択すべきだろう。

(4)初心者でも利益を上げるのが現実的か
これまで述べた(1)から(3)までは、初心者がいかにやりやすいか、継続しやすいか、という利便性に集中していたが、本来の目的は「副収入を得る」ことである。そのため、どんなに手軽にスタートできても、副収入が得られなければ意味がない。最も重要なのは「初心者でも十分に利益を期待できるか」という点である。

<ズバり!初心者に最適な副収入を得られる投資とは?>

では、初心者に最適な副収入は何になるのか?これには賛否両論あり、必ずしも正解があるとは言い難いので、あくまで筆者の見解であることを断った上で書いてゆきたい。
まず、仮想通貨については、そもそも投資というより、投機に近い存在で、副収入の観点で取り組むのはリスクが高いように感じる。あまりにも値動きが激しく、こうした値動きに心理的に耐えられる初心者はほとんどいないだろう。それこそリテラシーを有した上級者ですら、予期せぬ暴落によって、大きな損失を出すこともあるのだから、初心者は避けるべきだろうと筆者は考える。

金投資についても、始めるハードルは低いものの、売買タイミングが難しく安定して収益を得るのはとても難しい。そして、不動産投資に至っては初期費用が非常に大きく、始めること自体が難しい。
その点、FXは、証券会社によっては「100円」から始められ、さらに自動売買を使えば初心者でも上級者並みのトレードが再現できる。つまり始めるまでのハードルは低く、初心者でも十分利益を狙える可能性があるのだ。

まとめると、初心者にとっては仮想通貨やほかの手段よりも、FXが最適な副業だと筆者は考えていて、中でも、筆者としてはFX自動売買をおすすめしたい。
FX自動売買を利用することで、これまで本稿で書いてきた初心者投資に求められる条件を全て満たした上で、副収入の確保が期待できる。
そこで、ここからはFXの中でも特に初心者におすすめの「FX自動売買」について解説する。

<FX自動売買って何?>

FX自動売買とは、その名の通り、決められたルールにより、自動で取引を行ってくれる手法のことである。

最大の特徴は、事前に設定した通りに24時間自動的に売買してくれるため、毎日画面に張り付いてチャートや相場をチェックする必要がなく、手間や時間がかからないということ。そして、自動売買であれば、感情や気分に左右されず、設定したルール通りに淡々と売買を進めてくれることだ。投資の知識も経験もないような初心者には実に心強いツールであると考えてもらえればよいだろう。以上を踏まえ、FX自動売買について詳しく考察してみたい。

まず、結論から言えば、FX自動売買は複数社から提供されているものの、機能面での優位性は比較が難しい。A社の自動売買システムはものすごく優秀で、B社はたいしたことはない・・・といったようなものでは今のところない。

そうなると、比較すべきは初心者が見落としがちな部分、すなわちランニングコストの低さや始めやすさ、継続しやすさだろう。
そこで今回は、ネット証券大手3社を以下に比較してみたい。

SBI証券:FX自動売買サービスは提供していない。
楽天証券:サービス名「楽天MT4」
松井証券:サービス名100円から自動売買(リピート注文)

まず、ネット証券の大手三社の比較であるが、SBI証券はFX自動売買のサービスを提供していない。よって本稿では楽天証券と松井証券の2社を比較してみたいと思う。なお、他にもFX自動売買サービスを提供している複数社があるが、基本的には、楽天証券と松井証券の2社よりも条件のよい証券会社はないと思っていただいて良い。

<最小取引単位の比較>

まず最初の検証ポイントとして最小取引単位の比較だ。

「楽天証券」
(最小取引単位)1,000通貨

「松井証券」
(最小取引単位)1通貨

これは一目瞭然だろう。楽天証券は1,000通貨であり、松井証券は1通貨。ドル/円で取引した場合、現在のレート水準(1ドル=150円)だと楽天証券15万円、松井証券150円。実に1000倍の差があることになる。松井証券と言えば「100円から取引可能」のキッチコピーで有名だが、これはFX自動売買にもあてはまるというわけだ。松井証券は150円から試すことができるので、始めるハードルが非常に低い。

なお、楽天証券の名誉のために付記するが、1,000通貨という単位は決して高くない。主要な証券会社のほとんどが1,000通貨を最小取引単位としているので、松井証券の単位が小さすぎるだけであり、楽天証券は「ごく一般的」というわけだ。

<コストの比較>

次に、手数料などのコストだ。これを見落としている初心者は多いが、コストの大小によって、利益が大きく変わってくるので注意が必要だ。

まず、両社とも、システム利用や売買のための手数料は無料だ。なお、FX専業会社やネット証券会社の大部分は、自動売買の有無とは関係なく無料になっているので、手数料は「無料が当然」と考えるべきだろう。

重要なのはスプレッドだ。スプレッドとは、FX取引における 「買値(BID)」と「売値(ASK)」の価格差を意味する。例えば、米ドル/円の場合は、買値(ASK)150.01円で、売値(BID)150.00円だと、スプレッドは「1銭」ということになる。この「1銭」が事実上の取引コストとなる。

なお、スプレッドは各証券会社で異なるので注意が必要だ。
では、自動売買の人気通貨ペアのスプレッドを比較してみよう。

「松井証券」
(米ドル/円)0.2~0.9
(豪ドル/NZドル)2.0
(ユーロ/円)0.5

「楽天証券」
(米ドル/円)0.2[コアタイム]、3.8[非コアタイム]
(豪ドル/NZドル)2.8
(ユーロ/円)0.5

※スプレッドの単位:pips

一部松井証券と楽天証券で同程度のスプレッドの通貨もあるが、全体を通してみると松井証券の方がスプレッドの狭い通貨ペアが多い。
非常に小さな差に見えるかもしれないが、取引量が大きくなればなるほど、スプレッドの取引コストも大きくなるので、侮ることはできない。何も考えずに選んでしまうと、利益がコストに食われてしまい、ボディブローのように効いてくるはずだ。

そのため、しっかり利益を追求するのであれば、できるだけスプレッドが狭い証券会社で取引をするのが、セオリーであると認識しておいてほしい。

<初心者にも優しい松井証券の取り組み>

松井証券では、コスト面以外でも初心者に優しい取り組みがされている。
自社のホームページ内で実際に自動売買の運用している上級者の設定を丸々公開しているのだ。
通貨ペアはどれで、注文レンジはどれくらいで、どのタイミングで売買をするのか、自動売買設定をするのに必要な情報が、丸々公開されている。

つまり、そのページを見れば、FXを始めたばかりの初心者でも丸々設定を真似することができ、上級者並みの運用が可能になってしまうのだ。知識が全くなくても、真似するだけで上級者レベルの運用ができてしまう松井証券のFX自動売買は副業を考えている初心者に最適だと言えるだろう。

なお、本稿で紹介をしている松井証券の「100円から自動売買」については、こちらのページに詳しくまとまっているので、(https://www.matsui.co.jp/fx/auto-trading/)ぜひ参照していただきたい。

<まとめ>

これまでの内容をまとめると、

・FX自動売買は、知識のない初心者でも始めやすい
・FX自動売買をするなら、松井証券がおすすめ

ということになる。
結論としては、知識がない人、経験がない人、時間がない人であれば、仮想通貨よりも松井証券のFX自動売買を筆者はおすすめしたい。ちなみに、本稿はできる限り客観的なデータに基づいてはいるが、あくまでも筆者の見解なので、最終的な決定は読者のみなさんが自己責任で判断してほしい。

これからも副収入を得たいと考えているけど、踏み出せずにいる投資初心者を対象に、わかりやすいビジネス記事を紹介してゆく予定である。乞うご期待。

 

【あわせて読みたい】