<「失望」から「絶望」へ >アメリカは既に「ポスト安倍づくり」を始めている?!


山口道宏[ジャーナリスト]

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東京裁判検証の安倍政権に米国はとうとう呆れた。なんと安倍政権の「第4の矢」は、米国オバマに向けて引くらしい。

政府は「東京裁判検証チーム」をつくるという。「戦後70年談話」のこの年に、先の大戦の終戦処理にいちゃもんをつけようというのだから、いわれた側が黙っていようはずがない。「安倍靖国参拝」(2013.12)では米国政府に「失望した」と言わしめ「反省」したはずが、ここでまた同じ相手に弓をひくというのだから尋常ではない。

米国の反応がいよいよ「絶望した」に変わるは必至だ。戦後70年たったいまも、我が国憲法を「GHQの押し付けだから」といって止まない面々は、一方でその米国に面従背腹するから、もはや底が見えている。

この恩知らずが、と米国は激怒するだろう。なにしろポツダム宣言すら読んだことがない宰相である。

昨今のニッポンの政治家の劣化現象にごうをにやし、とうとう米国は真剣にまっとうな我が国の政権づくりに動き出すと、ある在米ジャーナリストは語る。

「矢」はブーメランになって帰ってくるのか。

 

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山口道宏

山口道宏(やまぐち・みちひろ) ジャーナリスト、星槎大学教授、NPO法人シニアテック研究所理事長