<メディアにお色気枠は不可欠>元モデルが語る「チラ見される谷間」の作り方 

社会・メディア

岩崎未都里[ブロガー]
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「ワカパイ(井上和香)のバストには、なんとパッドが片方4個入ってました!告白」

最近話題になった芸能ニュースですが、筆者はその告白を「中居正広のミになる図書館」(テレビ朝日)の放送で見ていて、「え?!審査委員芸能レポーター陣は驚くの?」と、むしろ不思議になりました。
というのも、筆者は16歳から数年間、芸能事務所に所属していましたが、その時に宣材・ブックには水着や胸を大きく強調する写真が必須でした(もちろん、子供ながらに仕事内容が切り替わったな・・・と気づきましたが)。その時の経験から、「胸を強調するためにパッドの使用は当たり前だ」と思っていたからです。
バラエティアシスタント、グラビア撮影、ドラマ、CF、とにかく「おっぱい」を作ります。「おっぱい」を創意工夫して作るのです。有名なのは「ガムテープ」に利用だと思いますが、これは都市伝説です(汗で剥がれます)。しかし、医療用テーピングなどで脇からくくり谷間を作ったりはします。凹んだ部分に複数のパッドを使用し「谷間」を強調。下乳の場合は逆を上にパッドで調節します。
「おっぱい」を強調すると、そこにばかり目がゆくのか、「他部分」はあまり重要ではなくなります。それは現場の空気であからさまにわかります。
最近、「微乳派が増えた!」「巨乳キモい」と言う男性が増えたという意見もあります。ビールの「バドワイザー」も広告展開で女性の胸元をあらわにしない方針を打ち出しています。しかし、昔から「微乳派」は存在していましたし、どちらにせよ「女性の胸元」は目を惹くのです。
「おっぱい苦手」と言う筆者の男友達も、一緒に歩いていて「胸元の開いた服」を着ている女性を凝視。「俺、微乳派だから」という男友達も、すれ違いざまの巨乳女性がいれば、思わず振り返り、確認しています(書き忘れていましたが、私はもちろん貧乳です)。
作家のリリー・フランキー氏もTwitterで「微乳好きというヤツは詐欺師だよ」と呟いてます。YouTubeに「涼子の育乳」という人気チャンネルがあります。これは大変に面白いアプローチの番組で、「貧乳を育てる」というコンセプトです。
先日、「涼子さん」を直接お見かけすることがあり、その後、SNSツールでご挨拶したのですが、

「瀧(「育乳チャンネル」製作・東京倉庫社長)に、もう貧乳に飽きたとと言われたから打ち切りかも」

と言っていました。しかし、「涼子の育乳」は人気で、続編はもちろん続いています。
貧乳・微乳関係なく、「おっぱい」というだけで海外でも話題になるほど大好評。他にも、動画共有サービス「Vine」では人気Vinerの根間タダシさんが「おっぱい、おっぱい、おっぱい」と連呼する6秒動画が大人気で凄いカウンター数になっています。
多種多様な媒体で、「おっぱい」は不動の人気。それなのに、 最近では、テレビを中心に色々な媒体から「お色気・おっぱい」の露出が明らかに減ってしまいました。微乳・巨乳に関係なく、「おっぱい」はテレビなどのメディアを含め、この世の中には絶対的な存在なのに。
 
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