<豊洲から猛毒が検出>豊洲には都庁が移転せよ

社会・メディア

山口道宏[ジャーナリスト]

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豊洲が騒がしい。築地からの移転話ではない。「カジノ」「ショッピングセンター」などなど、はやばやと豊洲の「跡地利用」が囁かれている。

地下水モニタリング調査でベンゼンが基準の79倍、ヒ素が3.8倍。さらに猛毒シアンまで検出(1.14専門会議発表)というから驚愕だ。シアンは口にすれば死に至ることで知られる。

すでに、昨秋には水銀が検出され、「水俣病の再来か!」と報じられていた。言いかえれば「都民の台所」というより、原発の汚染土と同様で、そこは「関係者以外立ち入り禁止」である。

【参考】<ついにはじまった豊洲問題の処分>市場長は2階級降格!懲戒人事が続々

多くの消費者が安心安全を求め「賞味期限」と並んで「産地」へのこだわりを持っている。しかし、生鮮食品を扱う市場にベンゼンやシアンが存在すると分かれば、ただ事ではない。食生活が命懸けだ。

「これでは実験場だ」と移転推進派の市場関係者までもが怒っている。

そもそも豊洲は東京ガスの巨大なタンクのある工場跡地だった。その東京ガスが「やめたほうがいい」と念押ししたことが伝わるが、東京都は「最適地」と選定した。石原都政から舛添都政まで、その責任は重い。

多額の税金を投入しながら安心安全とは真逆である。その因果関係からは、即刻、豊洲に東京都庁が移転するしかない。新宿の現都庁舎は貸しビルにし早々に税金取り戻しがいい。

 

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