Author : 原一男

  • [原一男]映画「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」「美術館を手玉にとった男」に見る成熟したアメリカのドキュメンタリー

    アメリカのドキュメンタリーを2本、続けて見た。「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」と「美術館を手玉にとった男」。いやあ、オモシロかった。以前から感…

  • <原一男のゆきゆきて、シネマ>番組ゲストに紀里谷和明「ラスト・ナイツ」監督を異色の指名

    メディアゴンからの依頼で「ニコニコ生放送」で番組をやることになりました。何かやりたいことがあったらどうぞ、という誘い。元来、ノリのいいタイプ。「…

  • 社会学者・小熊英二の初監督映画「首相官邸の前で」が訴える記録する者たちの心の叫び

    近頃、と言っても、もうかなり以前からだが…デモの現場に行くと、スチール、ムーヴィを問わず、カメラ片手の参加者のなんと多いことか!この人たちは撮っ…

  • <泉南アスベスト訴訟>謝罪に来るのだから、大臣であっても原告団は気おくれするな!

    近江八幡市の「地域起こしのための映画作り」プロジェクトと関わっての筆者の内なる想いは、「昭和のスーパーヒーローシリーズ」ほどではなくても、やはり…



  • <主人公=ヒーローはいるのか>主人公不在の「平成」で、どうやってドキュメンタリー映画を撮影すべきか?

    ドラマであれ、ドキュメンタリーであれ、人間を描く場合、主人公が存在する。では、主人公とは何か? と考えてみる。人は、みな、自身の欲望を持っている…

  • しばらく奥崎謙三のことは忘れて「市井の人々」に目を向けてみよう。

    狙いに沿って呼びかけを始めた。「あなたの人生でやり残したことありませんか?」これだけはキチンとやってから逝きたいって思っていることがあれば、私た…

  • <映画にある2つの選択肢>ドラマの監督は一人だが、ドキュメンタリーならみんなが監督

     友達の友達はまた友達…というような縁で2008年から3年間かけて、滋賀県近江八幡市で、いわゆる“地域活性化”、つまり“町おこし”の一環としての…

  • <なぜ日本人は怒らないのか?>日本人に刷り込まれた「無垢な庶民像」

    2014年10月9日に最高裁で出された「大阪・泉南アスベスト国家賠償請求訴訟」の勝利判決。勝利した原告団は塩崎功労大臣(当時)へ謝罪の面会を求め…





  • <「ヒーロー不在」の平成>映画監督として「描きたい主人公に出会えない」絶望的状況

    1968年の新宿騒乱。その渦中にいて、機動隊に投石ができなかった自分の臆病さ、軟弱さをイヤというほど思い知った私・原一男。その「臆病さ」を克服す…

  • 1968年「新宿騒乱」で機動隊に投石できなかった臆病こそ「原一男映画」の原動力

    このコラムは「ドキュメンタリーを巡る様々な課題を考えてみよう」と書き始めたが、角度を変えて続けたい。ここからは、筆者・原一男の自己史とも重なって…