「ASKA覚醒剤使用容疑で逮捕」NHKニュースの原稿がヘンだ


メディアゴン編集部

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11月28日の覚せい剤使用容疑でのASKA元被告の再逮捕報道。この日のNHKニュースの原稿が「変」だ。そのニュース原稿とは次のようなものだ。

「(警察官が駆けつけると)盗撮されているなどと、意味のわからないことを言っていた」

NHK社会部のデスクはこのニュース原稿を「変だ」と思わないのだろうか。人は脳で補正しながら原稿を聞いているから、見過ごしてしまいがちである。しかし、それにしても「変」だ。

「盗撮されている」という発言は「意味の分からないこと」ではない。むしろ、意味ははっきりと分かる発言である。

【参考】ASKA容疑者、覚醒剤取締法違反容疑で逮捕で、NHKニュースの見方を考える

NHKニュースのホームページで確認するともっと長い原稿をニュースの尺に合わせて短くしたことが分かるが、これを業界用語では「まるめる」と言う。

「まるめた」ことで、中身が変わってしまうことはよくあることだが、NHKの記者は、もっと気合いを入れてニュース原稿「まるめて」欲しいものだ。

もちろん、

「盗撮されているので確認してほしい」

「盗撮、盗聴、監視されている」

というようなことを口走っていること自体を「意味のわからないこと」としているのかもしれない。しかし現段階では、実際に盗撮されていないとも限らないので、やっぱり表現としては「変」だ。

 

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メディアゴン 編集部

メディアゴン編集部(めでぃあごんへんしゅうぶ)2014年5月末日、東京生まれ。メディア批評・メディア評論に特化したメディア専門家によるメディアニュースサイト。キー局プロデューサー、ディレクター、イベントプロデューサー、放送作家、大学教授、評論家、ゲーム作家、弁護士・・・などなど、メディアの第一線で活躍する人材が活動中。