CHAGE and ASKAのASKA容疑者、覚醒剤取締法違反容疑で逮捕で、NHKニュースの見方を考える
メディアゴン編集部[過去のニュース]
CHAGE and ASKAのASKA(本名・宮崎重明)容疑者(56)が覚醒剤取締法違反(共同所持)容疑で逮捕された。
かつて、飛鳥涼を名乗っていた容疑者はASKAに名を変えていた。行き詰まっていたのではないかと、編集子は、思う。以下はもちろん、単なる推測である。
ある種、歌手として頂点を極めたと言ってもよいCHAGE and ASKA。順風満帆なら決して名前を変えたりはしない。次のヒット曲がでない。その焦りが、覚せい剤に手を出させたのではないか。行き詰まった芸能人はよく、政治家に転身を計るが、飛鳥容疑者には覚醒剤という選択肢しか見つからなかったのではないか。
そう思って、ニュースを見ていたら、NHKが、全く違う視点でこのニュースを報じていた。50代に覚せい剤を使用する人が増えているのだという。警視庁の発表によれば、2013年の1年間に覚醒剤事件で摘発されたのは1万909人。年代別では、20代から40代の摘発が減少する反面、50歳以上は約6%増え、全体の20%超。中高年による覚醒剤汚染が広がりつつあるというのである。
そういえば、ASKA容疑者も56歳、さらに、福岡県で、同容疑で逮捕された小学校長(もと音楽教師)は57歳と、論理は展開する。50代が追い詰められている時代なのではないかと考えさせたところで、街の人の意見に展開する。
50代らしき街の人は「役員争いも終わって、自分の先は見えたが、子どもはまだ、仕上がっていない」という。一方若者は「そんな大人が、覚醒剤に手を出すとは理解できない」との答え。
若いやつは、親父世代のつらさなんか想像だにできないんだろうなあ。と、思わせるニュースの作りである。ついうっかり、編集子も同じ感想を持ってしまうところだった。
だが、ちょっと待て。
どの世代であっても、覚醒剤は駄目なのである。駄目なのは、人格と文化を破壊するからなのである。
ニュースを見た感想は、そこに立ち返るべきなのである。
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