<最近のドラマはリメイク多すぎ!>東京ラブストーリーをSNS時代にリメイクしたらどうなる?(後編)


黒田麻衣子[徳島テレビ祭スタッフ]× 岩崎未都里[ブロガー]

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メディアゴン執筆陣の中でも、1、2のテレビドラマ好きである黒田麻衣子さんと岩崎未都里さん。30代半ば〜アラフォー世代という「妙齢」な2人が、見たいドラマとは?・・・前回(「東京ラブストーリー」をSNS時代にリメイクしたらどうなる?)に引き続き、後編です。妙齢だからこその魂の叫びを対談形式で御届けします。(メディアゴン編集部)

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岩崎:そういえば、『東京ラブストーリー』も、最後は再会でしたっけ?

黒田:え? 何の話?

岩崎:ドラマのね、焼き増しっていうか、リメイク? 最近、フジテレビさん、続編とかリメイク多いですよね?

黒田:多いね-(笑)。多すぎだよ。

岩崎:あれ(ドラマのリメイク)をもし、現代版で『東京ラブストーリー』でしたとして、想像してみても、・・・やっぱりカンチは絶対にリカを選ばないんですよ。あれはもう、スマホがあろうが何があろうが、カンチは決してリカには行かないだろうなぁ~、それじゃあ全然おもしろくないわーと思ったんで、映像化しても意味ないなぁって、今、思った。

黒田:いきなり、どうした?

岩崎:いや、『東京ラブストーリー』をあまりにも絶賛するんで、あの世代が。リメイクしたら、どうなるだろうって、考えたんですけど。連絡取れようがすれ違おうが、Facebookがあろうがなかろうが、カンチはリカを選ばないだろうな~って。そこは、時代が変わっても、やっぱり変わんないんだろうな~って。

黒田:ダメだ、私、『東京ラブストーリー』の中身をまったく覚えてない。ただ、見ていた当時の記憶として、「サトミがキライすぎて演じてる有森さんのことまでキライになりそうだった」ってことだけしか残ってない(笑)

岩崎:いままで、「とにかくサトミが嫌いで・・・」という方は多いですよ。皆様お嫌い。

黒田:どうしてキライだったのか、どんな人だったのかも覚えてないんですけどね。今見たら、また印象が変わるのかな。

岩崎:初恋、学校のマドンナ、保母さん、弱々しい、守ってあげたい・・・。あれ、最初からサトミの取り合いでしたよね。

黒田:うーん。でもさ、今はそんな、「オレが彼女を守ってあげなきゃ」みたいな男性って、減った気がするんですけど。それでも、やっぱり、ホントに今のオトコたちも、サトミを選ぶんですかね?

岩崎:答えは、同じな気がします。カンチ(織田裕二)、サトミ(有森也実)、ミカミ(江口洋介)は同郷で、同級生で、会えばあの頃に戻れてしまうのですよ。それだけなら地方から上京してきた人たちにはよくあるお話しで、だから、リカを入れたのね。リカは今も何処にでもいて、留学生やら転校生って、自由で人気者にはなれるんだけど、どうやっても、幼なじみ達の間には入れない。ましてや、幼なじみのマドンナにはなりたくても逆立ちしてもなれないのですよ。なので、学校の柱に、皆の名前の横に自分の名前を彫ったリカの気持ちはわかる。共感する。

黒田:あったねー!そこ、思い出した!校庭でサッカーボール蹴って・・・。

岩崎:私も名前を彫りたかったなーと。親が転勤族で、「幼なじみはいない」ってヒトは、いつの時代もいるので、今も響きますね。

黒田:幼なじみ・・・かぁ。

岩崎:はい。だから、SNSツールがあろうがすれ違おうが、カンチは、リカを選ばないんですよ。結局、男性は、憧れの、初恋の人でしかも保母さんっていうサトミを選んじゃう。それは、リメイクして、スマホが鞄の中にあっても、やっぱりカンチは待ちぼうけのリカへは連絡しないのだろうなぁって。

 

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黒田麻衣子

黒田麻衣子(くろだ まいこ) 徳島テレビ祭スタッフ。もと高校国語教師。ドラマ好きのアラフォーおばちゃん。「平安時代文学の広報部長」。現在、徳島に高校生・大学生の社会体験を支援する団体『ソーシャル・ポート』設立準備中。