「支持率」はフェイク(嘘)ニュースである。


山口道宏[ジャーナリスト]

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もはや「レッドライン」を越えたらしい。

不祥事の国会議員は「訂正します」「謝罪します」の一言で免罪なのか、昨今の議員は議員自体を辞めるわけではないらしい。企業の不祥事なら「クビ」で任侠界ならば「指をつめろ」だろう。議員という職業倫理なき者が語る「道徳」の怪しさである。

「親死ぬと継げる程度の政治なの」(佐伯弘史・毎日新聞「万能川柳」2017.4.19)

この川柳は秀逸だ。

政府与党内では総理任期の延長というが、やがて起きる「もう安倍政権は飽きた」は、終わりの始まりを意味する。先人は「盛者必衰の理」(平家物語)と言った。思い上がった者は長くは続かないよと。

さぁ、ここでクイズです。

「うちわ」「ネギ」「SМ」「パンツ」「詐欺」「収賄」「おんぶ」「不倫」「こんにゃく」「自己責任」「学芸員はがん」「ストーカー」「重婚」(順不同)

あなたは、これらキーワードに関係する政治家の名前と所属、現職議員かをいくつ答えられますか? こんな番組があってもいいが、13個中半分以上の正解だったら座布団8枚か。

【参考】安倍首相「読売を熟読して」発言は癒着ぶりの極みhttp://mediagong.jp/?p=22860

いやはや、匂う匂う、安部政権の足元から異臭が。政権与党の公明党も不潔にみえてくるから不思議だ。国が国民の心をストーカーしたいという「共謀罪」より、恥ずかしいお友達政治家の「身体検査」だ。つくづく下品で、節操がない。なにが「美しい国へ」か! と笑えてくる。

「支持率」は「フェイク(嘘)ニュースだ」(米国トランプ大統領)

そもそも聞き方や対象、方法、内容でどうにでもなる「アンケート調査」が怪しいように「支持率」とは「忖度」や「作為」が可能なことを、誰もが知っている。

「世論」は、施政者によってつくられることを、ここでも歴史は教えていた。

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山口道宏

山口道宏(やまぐち・みちひろ) ジャーナリスト、星槎大学教授、NPO法人シニアテック研究所理事長