<副収入の新常識>FX投資上級者の売買を”ほったらかし”で再現できる方法とは?
時田秀一(ライター)
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今年の新卒採用から、初任給30万、40万円超えも発生しつつある、というニュースが話題だ。現在、企業や社会の中核的な存在である30 代後半から40代の世代からすれば、やはり不公平感はぬぐえず、今後のライフプランを考え直している読者も多いのではないだろうか?初任給は20万円代前半が当たり前で、そのまま少しずつ昇給するだけの給与体系だった立場からすると、いかがなものかと考えてしまう。
一方で、そんな不公平感を打開するためにも、単語としては市民権を得ているが、いよいよ副収入や副業などへの活路を真剣に検討を開始する人が増えているように感じる。転職サービスの「doda」が2023年に1万5000人の社会人を対象に行った調査によれば、日本人で副業をしている割合は2021年の段階で8.0%。2022年8.2%、2023年8.4%と徐々にではあるが、増加傾向にある。もちろん、いわゆる「正式な副業」としてではなく、「ちょっとした副収入」的なものであれば、さらに増加しているはずだ。
例えば、LENDEX社が2024年6月に、1円以上の副収入を得ている20代~60代の男女300人を対象に実施した調査によれば、副収入の内訳は以下となっている。
(1)ポイ活:45.49%
(2)投資・資産運用:22.22%
(3)フリマ・不用品販売:13.37%
(4)覆面調査・アンケートモニターなど:11.81%
(5)副業:7.12%
つまり、正式に副業として「二か所勤務」のような働き方で副収入を得ている層は決して多いわけではなく、日常生活の中でいかに収入源を増やしてゆくか、という方向になっていることがわかる。
ポイ活や投資、あるいはフリマアプリなどでの、不用品の販売がランクインしている事は肌感覚としても容易に理解できるはずだ。また2つ目の「投資・資産運用」も明らかに見聞きする機会が増えており、急速に普及している新NISAなどもその機運に乗ったものである。
フリマのような副業は、リスクなく副収入を期待できるという意味では、ダブルワークに不慣れな日本人にとっては適したスタイルなのだろう
しかし、主婦など、ある程度時間に余裕があればフレキシブルに可能であれ、会社勤務をしながらそこで本格的な副収入をあげようとするのはかなり困難であると言われる。
そうなると、話題の新NISAをはじめとした投資や資産運用について、自ずと関心がゆく。それがまさに今現在のトレンドであると言ってもよい。
ただ、NISAはお金と時間をかけてじっくり育てる投資手法であり、我々、一般サラリーマンとしてはもう少し短期的に資金効率よく副収入を得たいのである
そこで投資に詳しくない(というよりも、疎い)初心者が、手軽に投資できるサービスとして注目したいのが、「FX自動売買」だ。
FXというと急に距離を感じる人も多いのではないだろうか?なんとなくパソコンやスマホを睨みつけながら、専門的な知識が必要と考えている人が多いのが現実だ。
そこで本稿では、FX自動売買が副収入を得る手段としていかに適しているか解説をしていく。
<初心者にやさしいFX自動売買>
そもそもFX(外国為替証拠金取引)とは、日本円を米ドルに交換するときに発生する差額や、2国間の金利差によって利益をねらう取引の事を言う。
そして、「FX自動売買」とはその名の通り、決められたルールにより、自動で取引を行ってくれる手法のことである。
FXに対する経験や、専門的な知識がない人でも、入金し自動売買を設定すれば、FX投資を手軽に始めることができる。これまでFXをやったことがない人や、いつもチャートをチェックできない時間のない人、そもそもFXに挑戦するだけの技術や勇気がない人にとっては、おすすめの手法だろう。
その中で筆者が注目したのがネット証券のパイオニア「松井証券」が展開する「100円から自動売買」だ。
松井証券のFX自動売買は、あらかじめ設定した条件に基づいて、自動的に取引を繰り返すのが大きな特徴となる。「24時間ほったらかしでコツコツ利益を積み上げる」――。これこそ松井証券が推し進める次世代の初心者に最適化したFX投資というわけだ。
ここで、「どうやって条件設定するの?」と疑問がわいてきた読者も多いだろう。
松井証券の場合、自動売買上級者の売買設定のサンプルが自社ホームページに公開されているのだ。上級者の売買設定をそのままマネすることができるため、投資初心者でも、利益だけは玄人なみに期待することができる。つまり、「誰でも真似をするだけで儲かる可能性が高まる」という点で全く専門知識がない投資初心者でもはじめられるサービスだろう。
もちろん、FX自動売買も万能ではなく、それなりのリスクがあることも忘れてはならないが、「いろいろ興味はあるがきっかけがない」といった初心者のための「最初のとっかかり」としては、実に魅力的なサービスである。
<100円からはじめられるFX>
松井証券のFXといえば、女優・菜々緒をイメージキャラクターに、「100円から始められるFX」というキャッチコピーで目にしている人も多いはずだ。敷居の高い印象のFXだが、松井証券が一気に庶民感覚に引き下げているだけに、話題性も高く、このキャッチコピーを目にする機会も多くなっている。
ちなみに、一般的な証券会社ではFXの取引単位は「1,000通貨」であることが多い。つまり、最低でもドル=円換算でおおよそ15万円(1ドル=約150円換算の場合)からとなるわけで、なかなか初心者には敷居が高い。それに対して「1通貨」つまりは150円程度(1ドル=約150円換算の場合)から自動売買をはじめることができるFXは松井証券だけである。
なお、本稿で紹介をしている松井証券の「100円から自動売買」については、こちらのページに詳しくまとまっているので(https://www.matsui.co.jp/fx/auto-trading/)ぜひ参照していただきたい。
<手数料0円と取引コストの安さにも注目>
また、これからFXを始めようとする方に意識してほしい点は、「手数料」についてである。うまく運用ができても手数料が高額になってしまい、利益が目減りするようでは本末転倒である。
ちなみに、松井証券の各種手数料は0円である。手数料がかからない証券会社は増えてはいるものの、ここが有料の証券会社もあるので取引を開始する際は注意が必要である。
そしてもう一つ。
FXでは、買うときの値段(買値)と売るときの値段(売値)の差を「スプレッド」と呼ぶ。これがいわゆる取引コストのような位置付けになっている。このスプレッドが狭ければ(額が小さい)取引コストが小さい、という意味である。そしてこのスプレッドに関して、松井証券はFX自動売買を提供している競合他社と比較して、圧倒的に狭い(安い)。スプレッドなどという専門用語を使われてしまうとよく分からず誤魔化されてしまう初心者は多いが、松井証券のFX自動売買スプレッドの狭さは、業界最狭=最強だ。他社と比較しても、その差は歴然である。
・松井証券:米ドル/円0.2-0.9、豪ドル/NZドル2.0、メキシコペソ/円0.3
・ひまわり証券:米ドル/円2.0、豪ドル/NZドル12.0、メキシコペソ/円 取扱無し
・アイネット証券:米ドル/円2.0、豪ドル/NZドル6.0、メキシコペソ/円1.0
・外為オンライン:米ドル/円1.0-5.0、豪ドル/NZドル10.0、メキシコペソ/円1.0
・FXブロードネット:米ドル/円0.2、豪ドル/NZドル7.1、メキシコペソ/円 取扱無し
<松井証券のFXが初心者にやさしい理由>
これら松井証券が持つ圧倒的な初心者にやさしいFXの各ポイントを改めてまとめてみると以下のようになる。
(1)NISA以外の投資もしてみたいが不安な投資初心者に最適。
(2)まずは可能な限り小さい金額で挑戦したい人に最適。
(3)投資経験や知識がなく何をすれば良いかわからない人に最適。
(4)できるだけ手数料負担を下げたい人に最適。
(5)初心者だが上級者のようなテクニックで売買してみたい人に最適。
(6)時間も手間もかけられない忙しい人に最適。
改めてまとめてみると、ここまで丁寧なケアをされると「当てはまらない人」を探す方が難しいだろう。さすがネット証券のパイオニアである。
ここからはあくまで筆者の憶測だが、松井証券は投資初心者であるものの「更に他の投資にもチャレンジしてみたいが不安」という層のユーザーに対して焦点をあわせているように思う。NISAデビューしたはいいが、結局よくわからずそのままフェードアウト・・・なんて展開が多いのもこのあたりのユーザー層だ。
副収入による補填がなければ、老後の資金はいうまでもなく、日々の生活もおぼつかない・・・。そんな現在の日本では「貯金額より投資額が多いのは当然」といったような欧米型の資金管理へとシフトしてゆくことが不可欠であると言われている。
一方で、生活資金と投資を結びつけることに不慣れな私たち日本人にとっては、「何を、どうすればよいか?」がわからないというのが現実だ。その意味では、松井証券がSBI証券、楽天証券を猛追する第三極のネット証券として注目を集めている理由がよくわかる。
もちろん、投資とはリスクを伴うものなので、一方だけをみて、全てが素晴らしい、全てが良い、といった明言はできないが、初心者こそ、冷静な比較検討をし、そこから自分のライフスタイルや将来設計にあった選択をしていただきたいと思う。
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