<イベントリポート>親子で楽しめるブリヂストンとJAFによる交通安全啓発イベントに行ってみた


尾藤克之[経営コンサルタント]

***

6月20日~21日、奈良・イオンモール橿原にてブリヂストンとJAFによる交通安全イベント「ブリヂストン・JAF セーフティー&エコステーション in イオンモール橿原」が開催。同イベントは交通安全意識の啓発と事故減少を目指して平成17年から続けられている社会貢献活動だ。

交通事故は発生件数ベースで、平成16年をピークに10年連続で減少。昨年は前年比-8.8%で、ピーク時の60%に事故件数は減っている(平成26年中の交通事故の発生状況:警察庁交通局)。

これはシートベルト着用の徹底や飲酒運転の罰則強化といった道路交通法等の法整備、道路環境の整備、自動車メーカーによる安全装備が進む等の影響が大きいと考えられる。

しかし事故による死者数はその減少幅が縮小しているなど、下げ止まり傾向になっており、楽観視できない。そんな状況で重要となるのが高齢者や子ども、自転車利用者など、ドライバー以外の道路利用者への交通安全意識の啓発である。

幅広く交通安全の知識に触れてもらい、事故防止につながるように、ショッピングモールなどで積極的にイベントを展開しているブリヂストンとJAFのイベントを取材した。

  • 交通安全のカギを握るのは女性と子どもたち

AEON MALL

(ブリヂストン・JAF セーフティー&エコステーション in イオンモール橿原風景)

 

イベント会場には、「タイヤ点検コーナー」、「車の横転体験コーナー」、「反射材体験コーナー」、「チャイルドシートコーナー」、「子ども安全免許証コーナー」、「白バイ展示コーナー」など、親子連れを中心に、誰でも楽しめるアトラクションが多数展示。

また随時「ドライビングインストラクター安藤純氏によるシートベルトの重要性紹介」、「奈良県警察本部による交通安全のポイント紹介」などのステージも開催された。

「会場でタイヤ点検の方法を聞いたら自分の車も点検が必要なことに気付いた、梅雨時期なのでスリップが心配、といった声がお客様から聞こえてきました。ぜひもっと交通安全に関心を持ってもらえると嬉しいです。」(株式会社ブリヂストンCSR推進部 岡村亜紀子)

会場で最も多くの注目を集めたのが今回特別に設置されたという車の横転体験コーナーだ。シートベルトを着用してグルっと車が横に回転するのだが、「シートベルトがあると頭が天井にぶつからないことに驚いた」、「シートベルト着用の大切さを子供に伝えることができた」といった話があり、多くの親子が体験していた。

また、チャイルドシートコーナーも親子の興味を引いており、

「本来6歳未満の子どもには義務付けられているのだが、6歳を超えるとチャイルドシートをやめてしまう方が多い。体格に応じたジュニアシートの必要性をもっと知ってもらい、活用して欲しいと考えています。」(JAF 交通環境部 原康之氏)

 

narakenkei

(奈良県警察本部 西川奈々恵氏と上島宏文氏)

  • おわりに

ドライバーの交通安全意識をもっと高めるには、ドライバー以外もシートベルトや反射板の着用など、さまざまな啓蒙が必要である。親子で参加できる啓蒙活動が交通安全意識を高める良い機会になることを期待したい。

 

【あわせて読みたい】

The following two tabs change content below.
尾藤克之(びとう・かつゆき)経営コンサルタント。東京都出身。衆議院議員秘書、大手コンサルティングファーム、IT系上場企業等の複数の事業会社の役員を経て現職。障がい者と健常者の共同生活によりボランティアスピリットを培うための社会貢献事業(アスカ王国)をライフワークとしている。埼玉大学大学院博士課程前期修了(経営学修士、経済学修士)