<もうビッグマウス演出はできない>引退・亀田に具志堅用高氏「芸能界に来ても相手じゃない」とバッサリ

エンタメ・芸能

メディアゴン編集部
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10月17日(日本時間)に行われたボクシングWBAスーパーフライ級タイトルマッチで、河野公平に完敗した亀田興毅の引退表明。これまで、挑発的な言動で各界を敵に回す演出を展開してきた亀田氏だけに、今後の「成果」に注目が集まっている。
元・世界チャンピオンであれば、テレビ解説やスポーツコメンテーターなど、メディアでの活躍の道もまずは提供される。もちろんそれが継続するかどうかは「実力次第」であるが、とりあえずスタートのチャンスはいくつも用意されているのが通例だ。
しかし、亀田氏の場合は、日本のボクシング界を追放されていたり、過剰な演出などによるテレビ視聴者からの批判も多いだけに、引退後は「使いづらい」ということは事実。プロボクサーでなくなれば、挑発キャラ、ビッグマウスキャラを発揮する場面もなくなり、自ずと注目も集まりづらくなるだろう。「戦う相手」がいなければ、ビッグマウスも挑発もできないからだ。
強面の挑発キャラから、ひょうきんなキャラへのイメージチェンジなどによる意外性からのバラエティ露出も考えられるが、それを許容するニーズがあるかどうかは難しいところだ。いづれにせよ、引退後のスタートは決して順風満帆ではないだろう。
日本人最多・世界王座防衛13回という偉業を持つ元プロボクサー・具志堅用高氏は、19日に都内で開催されたイベントで、亀田氏の引退について、

「彼がもし芸能界に来ても、相手じゃない」

と厳しい一言をコメント。元プロボクサータレントとしても、天然ボケキャラとしても「ほぼ頂点」を極めている具志堅氏の発言だけに、重い一撃だ。
引退表明2日目にして、「相手じゃない」という厳しい洗礼を受けた亀田興毅氏。しかもその相手はボクサーとしても芸能人としても「はるかに格上」の具志堅氏だ。反論も挑発もできないこの状況を打破できるかどうかは、今後の「成果」次第だろう。
 
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