「子供に危険」と岩手県花巻市の観光案内板のアルミ製「宮沢賢治マント」が撤去

社会・メディア

メディアゴン編集部

日本経済新聞によれば、作家・」宮沢賢治をイメージし、アルミで帽子とマントをあしらった岩手県花巻市の観光案内板から、マントの部分が取り外された。

「子どもがけがをする」という苦情を受けた措置だが、市民から「どうして外したのか」との声も寄せられ、市は対応に苦慮している。

案内板は生家や母校の跡地など、同市出身の賢治ゆかりの地を紹介するもので、これまでに約300万円を投じて、10カ所に設置した。

スクリーンショット 2014-05-27 13.46.49問題となったのは、案内板の枠に取り付けられたアルミ製の帽子とマント。賢治を象徴するアイテムで、市民からも好評だった。 ところが4月、市民から「子どもがぶつかってけがをする」との苦情が市に寄せられた。

案内板からはみ出ているマントの裾部分は地上高が約90センチで、ちょうど子どもの頭の高さに当たるとの指摘だ。

市は「事故があってからでは遅い」と判断、撤去した。

賛否両論あるというが『メディアゴン』編集子は、子供に注意喚起すればいいだけだと思うのである。歩きタバコの火が、腕を下に降ろしてに、持った時に 子供の目の高さとおなじになるから危ないというのとは全く違う話だと思うのである。

なお、「天国の宮沢賢治が悲しんでいるだろう」などと言うつもりは全くない。

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