[江川達也]<民主党議員が自民党女性議員を羽交い締め>法律の制限が及ばない「国会」は罵詈雑言と暴力が横行する無法地帯


江川達也[漫画家]

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9月17日に行われた参院特別委員会での安全保障関連法案の採決の際、大沼瑞穂議員(自民党)が、津田弥太郎議員(民主党)に、後ろから羽交い締めされて引き倒されたため、ケガをした。

国会は無法地帯だ。

法律を決める場所「国会」には、法律の制限が及ばない。罵詈雑言が飛び交い暴力が横行する無法地帯だ。だから、プロレスラーが国会議員になれるのかもしれない。

こんな危ないところに女性議員が存在する。どの政党もみんな、ヒドい。日頃怠けといてこういう時に乱闘なんてくだらない。

筆者の娘が「なんであんなことになるの?」と聞いて来た。

「みんな必死なんだよ。」と安保法制に関して、賛成派、反対派の主張を説明してやったが、「それでも、あの乱闘はない。」と言うので、「昔から、国会は、こういう場所なんだ。」と教えてやった。

娘は「馬鹿だね。」って言っていた。

もちろん、筆者は「そう、馬鹿なんだよ。」って答えた。

今思うと、ハマコーこと浜田幸一氏は、乱闘の中もおもろいパフォーマンスを見せていたなぁ、と思う。生前、テレビで何回か一緒になったが、意外に頭のいい人だったので感心した記憶がある。

しかし、放送では、本質をついた発言が、すべてカットされていた。ハマコー氏は、「日本はアメリカの植民地なんだよ。」とも言っていた。

「へ〜、この人、ちゃんとそういうことを理解して自民党議員としてテレビに出てるんだ。」

と当時の筆者は思った。随分も前のことだ。懐かしい。

 

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江川達也

江川達也(えがわ・たつや)漫画家。1961年、愛知県生まれ。愛知教育大学教育学部卒業。 アシスタントの傍ら描いた習作『Don't Give Up』が『コミックモーニング』編集部の目に止まり、1984年、「BE FREE!」(『モーニング』)でデビュー。その後『まじかる☆タルるートくん』を始めとする少年誌向けのギャグ漫画や、『東京大学物語』『GOLDEN BOY』などの青年誌向けのストーリー漫画まで幅広い分野で執筆し、作品がアニメ化されるなど、立て続けにヒット作を生み出す。