<ミス・アース・ジャパン>東京大会グランプリに大学生・守田知代さん
知久哲也(放送作家)
***
6月5日(火)、世界4大ミスコンテストの一つ、ミス・アース日本大会のプレスリリースが行われ、話題を集めた。ミス・アースといえば、「ミス・ワールド」「ミス・ユニバース」「ミス・インターナショナル」と並ぶ、世界で最も有名なミスコンテストの一つだが、この大会は単なる「美」の祭典に留まらず、地球環境保護の啓発と地域活性化を目的としており、大会を通じて様々なボランティア活動が行われる。
去年、ミス・アース・ジャパンのグランプリに輝いた斎藤恭代(さいとうやすよ)さんは、グランプリ受賞以降、地球環境保護活動の一環として、農林水産大臣を表敬訪問したり、地域の清掃活動にボランティアで参加したりと精力的に環境保全活動を行なっている。
4月28日に開催されたミス・アース・ジャパンの地域予選に値する東京大会では書類選考を通過したファイナリスト28名で行われ、ウォーキングやポージング、スピーチの審査を行い、日本大会への代表を決定した。
今年の東京大会グランプリは、大学生の守田知代さん(20)。やはり、世界を代表するミスコンテストということもあって、ファイナリストの美貌と品の高さもさることながら、スピーチで地球環境問題を訴える姿にも感心させられた。
ミス・アース・ジャパン東京大会の審査員も務める化粧品メーカー・株式会社ライブナビ代表取締役の野口裕氏は次のように語る。
「大会への応募を決心した時から会場の観客や我々審査員の前に姿を現すその瞬間まで、たゆまぬ努力で己の『美』に磨きをかけ、大会に挑んだファイナリストに心から敬意を表します。こういったひたむきに頑張っている女性が自信を持って人前で活躍出来るようにお手伝いをすることが我々化粧品を扱う会社の使命なんだな、と改めて感じました」
ミス・アースの埼玉大会と東京大会の公式スポンサーになっている株式会社ライブナビは、他にも、20歳〜60歳代の一般成人男女1万2000人が選ぶ「美しいお尻」のコンテストとして元AKB4の指原莉乃が「日本一の美尻スト」になったことでも話題となった「ベスト美尻スト・アワード2018」も支援している。(コンテスト詳細:https://bijirist.com/research/bbaward2018/)
野口氏は、日本人女性の美とは、単に顔やプロモーションだけではない、ともいう。ミス・アースも「ベスト美尻スト・アワード2018」も、単純な「顔やプロモーション」だけではない部分から醸し出る日本人女性らしい美を讃え、応援することを意識して、スポンサーになっているそうだ。
例えば、野口氏は「ベスト美尻スト・アワード2018」の1位に指原莉乃が選ばれたことや、株式会社ライブナビで展開している多くの化粧品や美肌商品の中でも、『ピーチローズ』というお尻ケア用ジェルが圧倒的に人気であることは、顔やプロポーションだけではない、日本人らしい美しさへの関心の表れであるという。
今回、東京大会グランプリに選ばれた守田知代さんも、いわゆる西洋人モデル体型ではない、極めて日本的な美の持ち主であるように思う。ハーフタレントやスーパーモデルのようなルックスばかりで食傷気味である今日だからこそ、日本人らしい美しさを再確認したい。
【あわせて読みたい】