<テレビ朝日「放送作家養成講座」>都議会セクハラ野次・石原伸晃大臣の金目発言・北朝鮮テポドン

社会・メディア

南川泰三[日本放送作家協会理事/文化庁芸術祭賞審査員]

 
テレビ朝日アスクという所で「放送作家養成講座」を開講している。
もう10年近く続いている講座である。半年単位でそれぞれ22講座が組まれて、ドラマ・構成番組・バラエティ・ドキュメンタリーと様々なジャンルの放送作家を育成している。
僕はそのうち3回分を引き受けている。こうした講座の中には受講生が多い時は80人という所もあるが、このテレビ朝日アスクの講座は毎期10人前後と運営側はもうからないが、教える側としてはほどよい数の受講生だ。
10人程度なら顔も覚えられるし、出した課題もじっくり目を通すことが出来る。若干差があるものの、受講生の質が高く、講義しがいがある。場所も六本木から徒歩5分以内にあり、期間中は毎週金曜日の夕刻6時30分から2時間の授業だ。受講生は学生もいるが勤めを持つ社会人もいる。
僕の担当はナレーションの書き方で2分程度の映像にナレーションをつけてもらっている。今回はちょっと趣向を変えて

  1. 都議会のセクハラ野次
  2. 石原伸晃大臣の金目発言
  3. 北朝鮮のテポドンをテーマに金正雲の独白

・・・を課題にした。
これらのテーマを元に、毒のある小文を書いてもらおうというわけだ。受講生の原稿を見るのが楽しみである。
 
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