[山口道宏]<米政府が日本政府を盗聴!?>「ノ―」といえない安倍政権は「少年」なのか


山口道宏[ジャーナリスト]

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「二枚舌」とか「言葉が軽い」と指摘されようと、只今のところ安倍晋三は、我が国の宰相である。

米国安全保障局NSAが、そんな永田町の政府中枢や大手日本企業を対象に盗聴していることが公表された(ウィキリークス)。

官邸屋上で見つかったドローンのレベルではない。安倍政権の対米追随も随分とコケにされたものだ。その政権が発する「国家機密」云々のお達しが聞いて呆れる。

今回の件では、内閣事務官、官房、日銀、財務省、経産省、大手商社までがその対象にあったというから、不謹慎ながら、尻の毛まで抜かれるよう。しかし、抗議することもできない我が国の政府与党だから、あいた口がおさまらない。

それしても、である。我が国のマスコミは、その対称の蚊帳の外だったらしい。即ち米国にとって無視された存在ということか? 本媒体は大丈夫か??

「アメリカは40代なのに日本は12歳の少年、日本ならば理想を実現する余地はある」(1951年)と、先の大戦後しばらく日本を統治していた米国のマッカーサー元帥が、こう語ったのは有名な話だ。

あれから60余年、ああ、安倍政権がどういきがってみせようと、今回のことで、もはや海外からはお笑いの種だ。米国追随の安倍政権と国民は、いまも「少年のままだから」と呼ばれるのだろうか。

 

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山口道宏

山口道宏(やまぐち・みちひろ) ジャーナリスト、星槎大学教授、NPO法人シニアテック研究所理事長